高級筆記用具を選ぶ(シャープペン)

シャープペンは、『芯を送り出す』というギミックが搭載されていることもあって、メーカーやブランドによってかなり大きな違いが生まれる種類の筆記用具です。

最初に注目するのは、芯の太さです。
シャープペンは品物により、使える芯の太さが決まっています。
一般に流通しているものは0.2㎜~2.0mmと、芯の太さにはかなり種類があります。
0.20.3mm位の極細芯は製図やデッサンなどの特殊用途で使われることが多いようです。
そして0.7mm以上は漢字ではなくアルファベットなどを書いたり、鉛筆に近い書き味を求めたりする際に使われることが多いようです。

日本においては『小さめの文字で漢字を書くのに適している』とされる0.5mmの芯を採用しているタイプのシャープペンが、もっとも多いのではないでしょうか。
ですが0.5mmでは、筆圧が高い方が使った場合は折れやすいケースもみられるようです。
そういった方は0.7mmの芯を採用しているシャープペンを試してみてもよいかもしれません。
ただし0.7mmは線が太くなるので、小さめの文字を書くには不向きな可能性もあります。
逆に筆圧が弱めの方や、ごく細かい文字を書きたい方の場合は、日常的に0.4mmを使うのもよいでしょう。
芯を送り出すギミックも、ひと昔前はどのメーカーも比較的似たような構造を採用していたように思います。芯を繰り出す際のギミックと言えば、『ノックをする』もしくは『ツイストする(軸を回す)』というのが一般的でした。
ですが技術の進歩に伴って、ギミックの種類も多様化してきました。
現在ではノックをしなくともシャープペンを振るだけで芯が送り出されてくるようなタイプであったり、芯を回転させつつ送り出すことにより常に尖った状態の芯を保つことができるタイプであったりなどのギミックを持つシャープペンも広く使われています

そして何より大事なのが、軸です。
太さや形や質感など、軸にもさまざまな種類があります。
軸の握り心地や、文字を書いた時の力のかかり方など軸で決まる要素は多く、そしてシャープペンの書き味を左右するもっとも大切な要素となりうるのです。
安いシャープペンは重さが全体的に軽いタイプが多く、高級なシャープペンには書きやすい重心バランスが計算されている(重心が下なタイプが多い)タイプが多いようです。
シャープペン選びに慣れていない場合は特に、店などで実際に握って試してみるのがよいでしょう。